注文住宅のための土地選び

注文住宅を建てるにあたって、SUUMOや不動産会社で土地を探す際に、特に重要な条件は次のとおり。

  • ハザードマップ
  • 用途地域
  • 前面道路
  • 日当たり

ハザードマップ

土地が土砂災害や液状化に見舞われてしまうと、せっかく建てた家が無駄になってしまう。
市町村のホームページ等で災害ハザードマップを確認し、そういった災害の恐れがないことを確認すること。

用途地域

土地を買った時点では、周囲が閑静な住宅街でも、ある日突然自宅の隣に、背の高いビルやうるさい店舗が建ってしまうかもしれない。
土地のチラシには、市街化区域※であれば必ず用途地域が書いてあるので、今後どのような建物が建つ可能性のある地域なのか確認すること。

※チラシに用途地域の記載がなく、「市街化調整区域」と書いてある場合は、通常、新たに家を建てることはできないため、購入しない。

前面道路

自宅に自動車を所有し駐車場を設けるのであれば、前面道路の幅には注意すること。
駐車場の間口の広さにもよるが、一般的には前面道路幅6mが望ましく、幅4mでは狭い。
反対に、幅8m以上の道路幅では交通量が多くて駐車が難しかったり、騒音も大きくなりがちである。
自分の車が道路から駐車場にどのように進入し、駐車するのか、具体的にイメージすること。

日当たり

家の南面に設けた窓に対して、十分な日当たりが欲しいのであれば、南側の隣家と自宅との距離を確認すること。
南側の建物が近すぎると、自宅の日当たりが妨げられてしまう。
土地に対し、家・駐車場・庭をどのように配置するか考えたうえで、家の南面から南側の隣家まで10m※の距離が取れていればある程度の日当たりが確保できる。

※ものすごくざっくりした計算。土地や家の形状、隣家の状況によって異なるため、次のサイトを参考にするとよい。
https://makiharateruhisa.com/archives/5548/

まとめ

世の中に完璧な土地というものは存在せず、限られた予算の中で、以上の条件を全て満たす土地を買うことは、実際はほぼ不可能である。
しかし、人生一度きりの家づくり、絶対に失敗したくないのであれば、最低限これくらいのことは確認し、その土地のデメリットも理解したうえで購入すべきである。

家づくり
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